【物品販売 事業者必見!】政府運営のマーケットプレイス!?

皆さんは「少額物品調達業務GEPSマーケットプレイス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?聞いたことがある方は、まだ少ないかもしれません。それもそのはず、2025年3月からスタートする政府電子調達システム(GEPS)の新機能「少額物品販売業務( GEPS マーケットプレイス)」 のことです。

「少額物品販売業務」とは、府省庁に対して、合計160 万円以下の少額物品を販売できる機能です。

簡単に言うと、楽天やアマゾンのようなネット通販を政府が運営します、ということです。
お客様は一般顧客ではなく、各府省庁(内閣府をはじめとした省や庁(全国の外局や出先機関含む))になります。
つまり160万円以下の物品であれば、府省庁の職員がGEPSマーケットプレイスを通してオンラインで購入出来ますということです。
これまで府省庁を対象に販売を行ってきた事業者様は『いやいや、入札と何が変わるの?』と思う方もいらっしゃるかと思います。反対に府省庁を対象に販売を行ったことがない事業者様には、販路拡大のチャンスと言えるサービスのはずです。

それでは詳細を見ていきたいと思います。

GEPSマーケットプレイスとは?

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GEPS(ジープス)マーケットプレイスは、政府の少額物品調達をもっとスムーズにするための新しいオンライン調達システムです。デジタル庁が主導していて、各府省庁が必要な物品をサクッと注文できる仕組みになっています。

事業者はGEPSマーケットプレイスに商品情報を登録しておけば、府省庁の職員がオンラインで選んで購入してくれるので、これまでの煩雑な調達手続きが大幅に簡略化されます。

またGEPSマーケットプレイスは、中小企業者や障害者就労施設等の、より多くの民間事業者に活躍の機会を提供します。

想定市場規模

年間発注量としては、約1,000億円程度が想定されています。

約45万件× 約90%× 20-30万円= 約1,000億円

根拠はGEPSマーケットプレイスの概要にあります。

GEPSマーケットプレイスを使うメリット

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見積書の提出不要

GEPSマーケットプレイスは見積書を提出する必要がありません。自社の商品をマーケットプレイスに登録すると、そこから府省庁の職員が選ぶことになります。そのため入札案件を探して、それぞれの案件に見積書を提出する作業が不要になります。

入札参加資格が不要

GEPSマーケットプレイスは入札参加資格が不要です。これまでは全省庁統一資格を取得したうえで入札に参加されることが多かったと思います。しかしGEPSマーケットプレイスは【GビズID】があれば参加可能です。

※【GビズID】は無料で作成できます。

※GEPSマーケットプレイスを使わずに、これまでの調達方法(入札等)を使うかは、購買要件に応じて各府省庁が都度判断します。

システム利用料がかからない

システムに係る利用料金は発生しません。また販売手数料などの料金も発生しません。これは非常に大きなメリットではないでしょうか。

支払いが安定している

発注者が政府機関なので、支払い遅延のリスクがほぼありません。安定したキャッシュフローを確保できるのは、特に中小企業にとって大きなメリットです。

新しい販路として活用できる

これまで政府の調達市場は一部の大企業が独占しがちでしたが、GEPSマーケットプレイスなら中小企業も気軽に参加できます。オンラインでカタログを登録するだけで、府省庁が直接発注してくれる可能性があります。

GEPSマーケットプレイスを使うデメリット

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競争が激しくなる可能性がある

GEPSマーケットプレイスは入札ほど参入障壁が高くないため、多くの事業者が参入することが考えられます。その影響で価格競争が激しくなる可能性があります。価格はもちろんですが、納期や商品仕様も含めて総合的に比較されるため他社と差別化できる項目を探すと良いでしょう。

政府の方針変更に影響を受ける

政府の調達ルールが変更されることもあるので、常に最新情報をチェックして柔軟に対応する必要があります。

まとめ

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GEPSマーケットプレイスは、政府調達市場に新しく参入したい事業者にとって大きなチャンスです。手続きが簡単になり、支払いの安心感もある一方で、競争の激化などの課題もあります。うまく活用するには、事前準備と戦略がカギになりそうですね。

詳しい情報や登録方法については、調達ポータルをチェックしてみてください!

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